④.韓国エゴマ村視察

ここのページの文章と、イラストは『韓国エゴマ村見聞録』を抜粋させて
いただきました。

〇第1回韓国エゴマ村を訪ねる研修会と農民交流

2000年(平成12年)9月19~22日、船引町、15名参加
第1回韓国エゴマ村を訪ねる研修会と農民交流(15名参加)。
巌泰成牧師の計画案内で、堤川市松鶴面を訪問。
栽培技術、食文化、伝統料理など、エゴマの葉・実・油の生活を学びました。
今回の訪問では、松鶴教会会員200名の大歓迎をいただきました。

〇搾油工場を見学

従業員6名の小さな町工場。しかし、制作している機械は、職人技が残る。手工業的製品と言えそうなもので、一級品。

〇搾油店の並ぶ商店街めぐり

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提川市の町、露店や小売店、市場など並ぶ、とてもにぎやかな街の中、油を搾っているお店に案内されました。なんと、お店の入口から、中に、3kgくらいのエゴマを持って並んで搾ってもらう順番を待っている人が2人、3人といるのです。そこが搾油屋さんです。

店の前の歩道にドラム缶で作った焙煎機に、エゴマが入って、ガスの火で焙っていました。熱く熱せられた鉄板の上で、かくはんされながら、少し煙がでるほどに炒っていました。

入口から中に入ると、会いたかった! 搾油機が2台並んでいました。奥の部屋では油を待っているお客さんでしょうか。すわっておしゃべりをしていらっしゃいました。

〇やさいたっぷりの食事

とにかくいつも野菜がた~っぷり。5日間で肉そのものが出たのは3回だけでした。一度はどんぶりに鶏一羽が丸ごと入っていて、おなかの中に、もち米と、なつめ、朝鮮にんじんが入っていました。

あとは、焼肉が2回あっただけで、毎回、つつみ野菜(チマサンチュ、エゴマ葉、チンゲン菜、エンダイブなど)が、たっぷりにあえた野菜や海草やキムチが出てきた、韓国の食事でした。

〇オム先生の住む松鶴村へ

ソウルからバスで3時間。オム先生の住む松鶴村へ。オム先生は30年以上前から、農家の方々と共に有機農業を進めてきた方。健康と安全な農産物の流通面では、村の発展のために活躍されているようです。

このエゴマ研修会の間中、通訳をしてくださり、エゴマを求める旅にふさわしい、いろんな場所に案内してくださいました。

ある時の話。「韓国の農民に、私は今、困っています。それは、エゴマを作って売ってしまい、食べるよりも病院に通うのを楽しみにしてしまっている人が、増えているからです」

自給を捨てた農民が病の道に進むのは、日本では実証済み。だからこそ、今、エゴマなのでが、韓国ではまだ、エゴマの良さが知られていないようだ。