④.エゴマを油にしよう

エゴマの水洗い乾燥が終わると、いよいよ食べることができます。とりわけ油にして食べたいものです。しかし搾油機は高価ですので、搾ってくれる所へ委託するのが実用的です。今回は委託にあたっての注意点をお伝えします。

1.搾油可能なエゴマ

十分に洗浄・乾燥した新しくきれいなエゴマの種子のみ搾油の委託が可能です。洗っていないもの、土・ごみ・砂のまじっているもの、しめっているもの、カビや虫のわいているもの、古いもの等は搾ることが出来ません。

2.搾油方法

●直圧未精製
全国のエゴマの会が持っている搾油機はほとんどがプレス(直圧)式です。搾油機のシリンダーの中に直接種を入れ600kg/cm2の圧力をかけて押しつぶし、そのまま15~30分かけて油を搾りだします。全国のエゴマの会は薬品や添加物を一切使用せずに未精製(バージン)で搾油します。新鮮できれいに洗ったエゴマの種を用いれば、精製は必要ありません。かえってバージン・オイル(未精製油)のほうが天然のミネラル、タンパク、ポリフェノール類が多く含まれ風味の向上と酸化防止に役立っています。

●生しぼりと焙煎しぼり
搾油には「低温生しぼり」と「焙煎しぼり」があります。「低温生しぼり」とは水分が6.5%以下のエゴマ種子を、そのまま搾油機にかけて絞り、35℃以下のエゴマ油をだすことを言います。「焙煎しぼり」とは約200℃の釜で15分ぐらい煎ったエゴマ種子を絞ることを言います。「低温しぼり」のエゴマ油はさらっとした黄金色の油です。天ぷらをはじめあらゆる油料理に使えます。一方、「焙煎しぼり」のエゴマ油は独特の風味がある小麦色の油です。天ぷらや炒め物には向きません。

002

3.委託量と搾油量

中型の搾油機にエゴマは一回当たり約 5.5 kg (白種)~ 6.5 kg (黒種)kg入ります(小型の搾油機では一回1kg)。
6kg以上委託される場合は2回以上搾油工程を繰り返します。搾油量は低温生しぼり、焙煎しぼりともほぼ同じで、十分に実入りのある白種では300ml前後、黒種では360ml前後の油が1kgのエゴマから出ます。

4.搾油の依頼受付基準

内容は買取基準と同じとします。

5.受付日時や期間

搾油を委託するためには直接持ち込むか宅配でお願いします。搾油所を直接訪れる場合は予め日時の予約が必要です。搾油希望の一週間前までに当会にお電話ください。搾油時間は1回6kgまでを搾るのに30分を要します。エゴマを送って委託する場合も予め連絡してください。送られてから普通は5日~14日間で搾油加工を行い送り返します。

6.委託料金

エゴマの搾油委託料は1kg当たり350円~400円です。生しぼりの場合エゴマが6.5%以下に十分乾いていない場合は乾燥料が1kg当たり50円~100円が加算されますので、委託する時には十分に乾燥させてからにしましょう。またビン代も1本(300ml)当たり90円かかりますので、キャップ付きの空きビン(酒の4号瓶が良い)を持ち込めばビン代の節約になります。